1947-11-10 第1回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第15号
然るに警察法が別途できることになりましたので、本來ならば第一條の但書は全部削除すべきわけでありまするが、この議會にこれを提出いたしますときにはそこまでの状態でございませんので、警察法において別途この但書を全部削除することにいたしまして、これとしてはただこの警察署という特別機關だけを取敢えず削ることにいたしたのであります。
然るに警察法が別途できることになりましたので、本來ならば第一條の但書は全部削除すべきわけでありまするが、この議會にこれを提出いたしますときにはそこまでの状態でございませんので、警察法において別途この但書を全部削除することにいたしまして、これとしてはただこの警察署という特別機關だけを取敢えず削ることにいたしたのであります。
それはできれば強力な權限をもつた民間人を主體とする特別機關を設けて、これによつてやらしめようという決議を先般この委員會においてしているわけでありまして、これを世耕事件が一應の結末を見たならばその中間報告と同時に報告をして議會の承認を求めて、政府にこれを要請する、こういうことの一應の決議がこの前なされたのでありますが、ただいまの徳田君の御提議はそれとは別にたとえば經濟査察官に對する特殊の權限を與えるという
どうも新しく特別機關といたしまして、政府の援助の下に新しい金融機關を作つて行くということは、いろいろな角度から見まして、成立は困難じやないかというふうに、率直に申上げまして、包みなく申上げましてそんな感じをいたしております。
本日は政黨と立候補の關係、政黨と官廳の關係、政黨管理のために特別機關を設置してはどうかという意見もありましたので、これらの問題について、さらには政黨の合同、解散、政策、綱領、その他政黨の定める重要事項の決定または變更する場合の取扱い、こういうようなものについて議論を進めていただきたいと思います。
問題は兩議院の同意を經て選ふか、それとも外の何か特別機關を以て選ぶような仕組にいたすかということに相成ると思うのでありますが、これは甚だ恐縮な言い分でございますが、法のいろいろ立て方でいろいろな方法があるというくらいに御了承願いたいと思うのであります。
大體會計に關する點はこの程度で打切りまして、次會に政黨と立候補の關係、政黨と官廳の關係に絡んで、政黨管理のための特別機關を設置するや否や等のことを議論いたしまして、あと罰則等についても議論して、一應意見の交換を終了したという形において、次會のしまいごろには立案起草といいますか、いろいろ意見のあつたことを要綱的にまとめていただく小委員會をつくるようにしたらいかがでしようか。